TVや健康雑誌などのメディアで筋膜リリースが多く取り上げられるようになり、話題になっています。
この筋膜リリースが知識がなくてもできるように筋膜リリース用フォームローラーも発売されました。
大きさや固さ、様々な種類のフォームローラーが発売されています。
しかし、結局どれが一番良いの?
そう思われた方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では筋膜リリースのフォームローラーの種類や機能などオススメのものをご紹介したいと思います。
結局筋膜リリースにオススメのフォームローラーってどれがいいの?
筋膜リリースのフォームローラーってどんなもの?
筋膜リリースとは、筋膜の柔軟性を高めることで、その筋膜がついている筋肉の機能を向上させるという手技のことを言います。
筋膜とは1つの筋肉にだけでなく、頭から足の先まで電車のレールのように張り巡らされています。
そのため筋膜リリースを行うことで、筋膜がついている筋肉だけでなく、筋膜リリースを直接行っていない遠く離れた筋肉にも効果を与えることができます。
ただし、そのためには専門的な知識と熟練された手技が必要になります。
そのため、これまでは広く普及していない方法だったのですが、その問題を解消するために誕生したのが筋膜リリース用フォームローラーです。
フォームローラーには凹凸の突起がついており、この突起を筋肉に直接当て、動かすことで筋膜リリースを行うができます。
フォームローラーを転がすことで以下2点の刺激が筋膜へ入ります。
・筋膜と皮膚との摩擦熱
圧刺激によって固くなった筋膜がほぐされ、摩擦熱によって筋膜への血流が改善されることで筋膜リリースが可能となります。
筋肉の上でフォームローラーを動かすだけなので誰でも簡単に行うことができるのです。
フォームローラーの種類をご紹介!
フォームローラーには大きく分けて以下の2つのタイプがあります。
▼細く手持ちで操作するスティックタイプ
メリットとしては以下の2点があります。
・肩回りや首周りで使用しやすい
デメリットとしては以下の2点があります。
・背中など手が届きにくいところは使いにくい
手を使うため操作しやすい反面、力がいることと手が届きにくい場所には使いにくいという特徴があります。
太く体重を乗せて使用するローラータイプ
メリットとしては以下2点があります。
・背中の手が届かない場所でも使いやすいため全身で使える
デメリットとしては以下の2点があります。
・大きいため運びにくい
手で使うタイプと比較すると、操作しづらいのが難点になります。
細かい溝や硬さの違いはあるの?
・溝や凹凸の幅の違い
などがあります。
これらは個人によって好みが分かれると思いますので、実際に使っていただいて好みのものを使っていただければと思います。
ただ、筋膜リリースをうまく行うコツとして「痛すぎない」ということが重要です。
そのため、まずはソフト素材のものを選ぶようにしてください。
痛すぎるものでは逆に筋膜の固さを招くため、オススメできません。
硬いものを選ぶ際は、柔らかい素材で身体が慣れてからでも遅くありません。
オススメのフォームローラーは?
筋膜リリースの効果を大きく得るためにはスタンダードな太く体重を乗せて使用するタイプがオススメです。
手で扱うタイプのものは背部など難しい部分もありますが、太く体重が載せるタイプは全身に使用することができるためお勧めです。
しかし、体重を乗せる対応のため操作がしづらいという欠点がありました。
これの欠点を解決するために、電動タイプのものも開発されました。
以前までのものでは体重を乗せて動かす必要性がありました。
電動のものでは乗るだけでもフォームローラーの振動で筋膜に圧刺激を与えることが可能です。
振動の強さも調整できるため、好みの強さへの調整が可能となっています。
振動だけでなく、そのうえで動くことでより効果的な筋膜リリースが可能となります。
もちろん電動タイプでないものと同じように電源をオフにして使用することも可能なので、一石二鳥ですね。
まとめ
・細く手持ちで操作するスティックタイプ
・太く体重を乗せて使用するローラータイプ
フォームローラーは以上2つのタイプに大別されます。
特に初心者の方には太く体重を乗せて使用するローラータイプで電動機能付きのものをオススメします。
筋悪リリースのフォームローラーを選ぶうえでこの記事が少しでも参考になれば幸いです。